--'--.--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告:  トラックバック(-)  コメント(-) 
2007'08.05.Sun

「銀河の荒鷲シーフォート 大いなる旅立ち」デイヴィッド・ファインタック

  


宇宙軍軍艦〈ハイバーニア〉は殖民惑星ホープネーションを目指して旅をしていた。しかし二度の不慮の事故で、艦長、宙尉らを失い、先任士官候補生であるシーフォートが指揮をとることになってしまった。先任順位とはいえ、シーフォートは十七歳の士官候補生にしかすぎなかったが、法規に従うしか道は残されていなかった。

海外SF。
近未来宇宙での出来事とはいえ、軍艦であり、船客水兵以外は宇宙軍であり、厳しい軍の規律が生きている。SFというよりも軍事ものを読んでいる気分になりましたが、十七歳のシーフォートは危なっかしいところもあるけど、どんどん船長として成長していって頼もしくなっていき、事件も休む暇なく襲ってきて、あっという間に読んでしまいました。艦長としての孤独を抱えながらも威厳を保っているシーフォートはブリタニアの某少年と重なる部分が大きかったです。

艦長となる前、宙尉のハーヴェイとチェスを楽しんだり〈ここもかぶるw〉して、ニックと呼ばれていたシーフォートがかわいかったり、士官候補生がわいわいやっているのもかわいかったです。先任のくせにほかの人よりも計算が遅かったり間違いが多かったり。ときどきへたれなところを見せてくれて、ときめいてしまいます。この艦長で大丈夫なのかとも思いますが。事件が起こるたびに失敗しつつも学び、精一杯自分の責任、役目を果たそうとするシーフォートがかっこよくて、少しずつ信頼もされるようになり、でもシーフォートは目指すものが大きくて、いつも後悔ばかり。その後悔も、人を失うこともあり、傷つけることもあるのでわかるわけですが。

後編感想。日記から(…)。
熱かった!最後のほうで案の定ボロ泣きしてしまって、機関長とニックの会話がすごくよくて、あの二人好きです。もっというとあの二人の空気というか、艦長と機関長という間柄がすきなのかもしれない。艦長命令を背いたヴァクスのシーンもよかったです。そのあと機関長によって、命に代えても彼はニックを守りたかったんだと聞いて、そういう意味で彼はニックを助けたんだと思いました。艦長命令は絶対なので背いたら絞首刑となる。彼は愛してるんだよとその言葉に、昔はあんなに仲悪かったのに信頼するほどに、命をかけるほどになったんだなと思いました。でもその気持ちに全く気づいていない鈍すぎる艦長(…)。軍医も機関長も仕官も船客も水兵もみんな艦長のこと信頼して、感謝してるのに、ひとり悪いほうへ考えて落ち込むニックがかわいかったです。ちゃんと彼は軍人としての責任をしっかりともってるからだと思いますが。あの年齢で、自分の気持ちや周りからの重圧に押しつぶされそうになりながらもしっかりとやってきてるのはすごいと思います。頑張れニック!山に行ったときのデレクがちょっとかわいそうでした(笑)彼も最初はああなるとは思ってなかったんだろうと思います。最後の最後までヴァクスにはやられ放題で、ニックのことが大好きな彼がすごくかわいくて好きです。やっぱり主従は基本。

〈ダーラ〉とニックの会話も好き ★★★★
翻訳トラックバック(0)  コメント(0) 
Next |  Back

コメントの投稿












 管理者にだけ表示を許可

トラックバック

この記事のトラックバックURL

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。