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2007'06.04.Mon

「さよなら妖精」米澤穂信



『哲学的意味がありますか?』

古典部つながりで、米澤さん借りました。古典部のときの雰囲気が残ってますね。
タイトルと序章からファンタジーなのかなって思ったら、別に普通の学園ものに近かったです。

遠い国から突然やってきた少女・マーヤ。行き場をなくしたマーヤに守屋は住む場所を探したことがきっかけで、親しくなる。二ヶ月の期間が過ぎ、少女は母国に帰ることになるが…。

マーヤが帰ったあとから、物語は始まります。マーヤが帰った国は現在内乱が起きているユーゴスラビア。彼女の無事を確かめるため、守屋は友人と考える。

学生らしい焦燥感や無力さ、仲間との会話、一時だけは忘れて楽しさに没頭する様子がよく伝わってきました。それまで何にも真剣になることがなかった守屋が初めて真剣にユーゴに行きたいと思ったことが守屋にとって大きな変化でもあったと思う。
だけどそれよりもマーヤは信頼し思いを託した人もいて、センドーは守屋の気持ちもマーヤの気持ちもわかるから辛かったと思う。

結局私も何一つユーゴについては知りませんでした。改めてどんな国なのか知った気がします。

ちょっと切なくて熱い青春(というと語弊があるかもしれないけど

哲学的意味… ★★★
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