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2004'11.23.Tue

「青空の卵」坂木司



ふらりと気になって読み始めた坂木氏。すごいに萌えると、感動すると、噂に聞いていたものの、なかなか見つからず、図書館でようやく出会う。

ひきこもり探偵の話なのですが、びっくりするぐらいかわいい。リコの山内のびっくりするぐらいかわいいんだけど、この子もすっごいかわいかった。それでいて、坂木はやさしいし、お母さんだし、泣き虫なくせにへたれじゃない!へたれは好きだ。攻めのへたれは好きだ。だけど、こんなに泣き虫なのに、全くへたれさを感じさせない坂木。鳥井の世話を焼く坂木がいいんだ。その雰囲気がふわーんとした感じが好き。お母さんだなと思っていたら、やってくれた坂木氏。

と、鳥井!!あの喋り方に、ぼろぼろと泣いてしまったときにはどうしようかと悩んでしまった。とりあえず本を投げ出しそうになり、悶えながら息を整え、「鳥井、鳥井、鳥井……」と呪文を繰り返す。か、かわゆかった。最高にかわゆかった。それで受けとめる坂木も坂木で、きゃー!!とひとりで大盛り上がり。すごい!素敵だ坂木。

すごいナチュラルだから。すっごく自然だから。自然に頭なでたりして、心惑わされっぱなしでした。そのなかから少しだけ。

寒いのは嫌だと駄々をこねる鳥井には、サイズの大きい僕のセーターを無理矢理着せてやった。

日常に潜むミステリというよりは、社会派小説っぽい。だからちょっと強引な感じもしなくはないけど、じんとくる。じんわりしみこんでいく感じ。こうゆうのも好き。胸があたたかくなる。

それでいて、ときおり混じる鳥井と坂木の心情が切なくて、胸がぎゅっとなる。このふたりの依存しなければいけない関係というのがツボでツボで。すごく独占欲と友情と、その間で揺れる気持ちが伝わってきて、それがあからさまに狙ってないから、ちょっと足りない感もないわけじゃないけど、余計に澄んでいて、どきどきしてしまいました。

ぜひとも続きを。あ、三部作らしいです。完結済み。

本日の評価 ★★★★
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