--'--.--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告:  トラックバック(-)  コメント(-) 
2006'01.29.Sun

「三月は深き紅の淵を」恩田陸

三月は深き紅の淵を

「あたし、あの本を読んだことがあるんです」

メタ?

作中作というよりメタっぽい。

恩田氏の原点というか、多分こんな感じが得意なんだろうな。
がやがや集まって、だらだらお茶会。好きなことをあきることなく、好き勝手話して、討論する。それにミステリや青春が絡んだりするのが常套手段。

この三月が魅力的な本だということはわかる。うわ。なんか語りにくい。話の中に同タイトルの本が出てきて、それがキーになっている。幻の本を探したり、みんなが惹かれたり、それを書く側にまわったり、本を取り巻くいろんなサイドからの話。それが現実と交錯して、二重三重と重なり合って、作中の本とリアル本とつながっていて、四部構成だけど、どれもつながっているのに、軸がずれてる。

とくにもかくも、あれだ。

説明しにくい。

この本に対して、誰もが魅力的だと言うが、なんか私あまり魅力を感じないのですが;
あまりにも登場人物がほめるが、どう見ても作中本≒リアル本という関係式が成り立つ。
としたらどうしても自分の本をほめているようで…。構成でミステリを作りたかったのも、何十にもしかけがあるのもわかる。が、やっぱり本というのは文を読むわけで、第四章はわりとつらい。エッセイとか好きな人や恩田氏を好きな人はいいかもしれないけど、ちょっ、きつ。

そして各章が独立してるから、短編として読めばそれなりにいいかもしれないけど、作風をかえられるとつらい。こうね、壮大なことがやりたかったんだなてのはひしひしと伝わってくる。

作風が違うことも魅力のひとつの作中本。
それを交錯するために作風が違う各章となるリアル本。

そして各章がつながっているのかと思ったら、また重なりそうで重ならない。こ、これ逆にストレスが。

にしても本についてはいっぱい書いてある。本に関する討論がいっぱい。そうゆう意味では楽しめるかも。お腹いっぱいな気もするけど。

このミス入ってたのか。知らなかった。

ワープロはうそをつくて文が印象的 ★★★
├恩田陸トラックバック(1)  コメント(0) 
Next |  Back

コメントの投稿












 管理者にだけ表示を許可

トラックバック

この記事のトラックバックURL

三月は深き紅の淵を

三月は深き紅の淵を ・著者 : 恩田 陸 ・発行 : 講談社 ・発行日 : 1997/07 ・定価 : 1,890円 その本はたった一人にだけ、たった一晩だ...

2006/01/30(月)  13:51:09 | 恩田陸を読む

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。