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2005'02.17.Thu

「透明人間の納屋」島田荘司

透明人間の納屋

ミステリーランドシリーズ。


大好きな島田氏なわけで。最初からわくわくどきどき。でもまさか、またもや児童書?児童向けの本にこうも泣かされるとは思ってもなかった。

言うならば、血のつながらないお父さんと子ども。もしくは仲のいいお兄さん。そんな存在の真鍋さん。

最初から哀愁が漂っていて、どうなることやらはらはらしてた。それでいて、ふたりの空気が澄んでたり、やわらかだったり。しんみりと入っていって、透明人間の話にも人間喪失にもどきどきして、真鍋さんと向かっていって、喧嘩して(?)、でもそのあとのシーンで胸きゅんと。もういい。もう十分。むしろトリックはそのままSFで終わっても十分なぐらい。それぐらいあのシーンは強烈だった。声は通じていないのに、心は通じた気がして、最高に萌えましたとも!大声で呼び合うとことか、泣きながら帰るとことか、真鍋さんの悲しい表情とか!!

と思っていたら、やっぱりトリックで燃え。だから島田氏はやめれない。だけど、しかし、それ以上に、真鍋さん!!
手紙を読んでくたびに、ガツンとやられた。切なくて、切なくて。思わず涙が。昔の真鍋さんも消えてしまいそうな感じだったけど、手紙の真鍋さんもすごい切ない。それでいてかっこいい。そしたら本当泣けてくるんだ。

だけど、だけど、衝撃はそのあとだった。
とにかくすさまじかった。ただただ涙。こう、嗚咽が漏れるんじゃないかと思ったさ。だって、そんなのあんまりだもの。ガツン以上にきたよ。

これを児童に読ませるか!てなぐらい切ないじゃないか。

わりと話も大人っぽい気もする。トリックは伏線がわかりやすい気も。挿絵も迫力あって、なんだか余計に怖かった。

なんか、本当いろいろと考えさせられる話だった。

一応ネタバレ防止。
最近人道支援物資の横領とかあるじゃないか。憤りを感じるじゃないか。やったら支配者の手助けになって、でもやらなかったら苦しめられるのは一般人で。支配者の手助けになるならば、やらないて決めたら、やっぱり困ってる人が苦しめられるわけで。介入もできず、支援もできず。支援を取引の材料にするてのもアレで。とにかく憤りが。内部の様子にも愕然とするものがあった。

透明人間! ★★★★★


もちろんふたりにも萌えに萌えたさ。
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透明人間の納屋@島田荘司

☆透明人間の納屋・島田荘司☆透明人間はこの世に存在する。人間を透明にする薬もある。見えないから誰も気がつかないだけなんだ、この町にだっているよ。……学校、友人、母親、すべてに違和感をもって生きる孤独な少年、ヨウイチがただひとり心を開き信じ尊敬する真鍋さん

2005/03/28(月)  21:59:23 | ★買い物日記★

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