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2007'06.28.Thu

「涼宮ハルヒの動揺」谷川流



 長門は立ち止まり、かろうじて振り向いたと形容できる程度に首を横向けた。不意をつくように舞った風が、さらりと長門の髪を散らして横顔を隠す。
 冷え切った夜の風は俺の耳を切るようにして吹いている。しばらく待っていると、静かで小さな言葉が風に乗って届けられた。


短編集です。ハイテンションモードじゃなくて、しっとり甘くて(?)切ないが多かったです。

文化祭、編集作業でくたくたのキョンは休むため、ライブをしている体育館にいたら、なんとステージに上がってきたのはバニー姿のハルヒだった!「ライブアライブ」

文化祭のためにSOS団がとった朝比奈みくる主演の映画の全貌が明らかに!「朝比奈みくるの冒険 Episode00」

中学時代のクラスメイトからほれた!と電話が入ってきて、なんとその相手は…!「ヒトメボレLOVER」

前作の雪山症候群の続きでもあるマーダーゲームの話。「猫はどこに行った?」

いつもと違ってぼんやりしている朝比奈さん。朝比奈さんにキョンは茶葉を買いに行くのを手伝ってと頼まれる。「朝比奈みくるの憂鬱」

映画の話はハイテンションです。ほかはちょっと切ない、しっとりした話でした。
最初の二つはアニメにもなっているもので、アニメとの違いを楽しめました。ヒトメボレはこれがまた長門がかわいくてかわいくて!最後の一言できゅんとなりました!相手が長門ってのにもびっくりしたけど、あーなるほどーと納得…納得…でき、ない。なんかまた反則的にわからない説明が!でも長門がかわいかったから許す!猫は~ではまた古泉がキョンに目で合図したりと、おまえは!最後の話の朝比奈さんもかわいくて、でも上級生のお姉さんという感じもして、不思議な人だなー。癒される気がする。カラーのみるくにゃんもかわいかったですけど、にゃがともかわいかったです!ぜひ、古泉も!!(…)

あれ?団長あまり活躍してない??

シャミー! ★★★
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2007'06.18.Mon

「涼宮ハルヒの暴走」谷川流



「ふと気づいたのよ。夏休みはもうあと二週間しかないのよね。愕然たる気分になったわ。ヤバイ! やり残したことがたくさんあるような気がするのに、それだけしか時間が残っていないわけ。ここからは巻きでいくわよ」
 ハルヒの手書き計画書には、次のような日本語が書いてある


ハルヒシリーズ第五弾!
夏の話、中間の話、冬の話の短編集。
カラーページがまぶしい!女の子ズかわいいよかわいい!(・∀・)
でも一番はTシャツ姿の古泉がかわいいえろい!(ええええ

時間は行き来します。夏休み残り二週間。まだまだ遊び足りないというハルヒが特別にSOS団のためにスケジュールを組んで、みんなで遊ぶことに!だけど、何かがおかしいとキョンは思い始め、夜中に朝比奈さんから電話がかかってきた。朝比奈さんは泣きながら未来に戻れなくなったという。「エンドレスエイト」

アニメにもなったコンピ研とのパソコンゲーム対決。強奪したパソコンを返してほしいとコンピ研部長が新たにノートパソコンをかけて、自作のPCゲームで勝負に挑む。「射手座の日」

冬の合宿は鶴屋さんの別荘で、マーダーゲームをすることになるが、スキー中にSOS団は遭難してしまう。吹雪の中で見つけた館は信じられないことに時間の流れがおかしくて…。「雪山症候群」

どの話もハルヒシリーズらしい非日常的で、かわった話。射手座の日はそうでもないかな。雪山症候群はまだなぞが全部解決したわけじゃないみたいです。まったくわかってないというか。

そして相変わらず長門が大活躍でうれしい限り!
裏表紙に「長門が熱で倒れちまって、SOS団発足以来、最大の危険なんじゃないか」とあるけど、それとは違ったような。熱を出したときにはほぼすべてが終わっていたような。雪山の偽者が現れたのはいいけど、古泉のところがキョンだったのは思わず吹きました。ええええ?なに??なにを狙ってるの??(笑
古泉もそうはいってもまんざらじゃないんじゃ…!

夏の話はみんな弾けてて、かわいかったです。水着とか浴衣とか、ハルヒはほんとセンスはいいね!あと料理がうまいってのも意外でした。ハチャメチャな味になってそうなのに!やっぱり頭がいいから??

カエルカエル ★★★
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2007'06.17.Sun

「涼宮ハルヒの消失」谷川流

涼宮ハルヒの消失

「お前たち、涼宮ハルヒを忘れたのか? どうやったらあんなやつを忘れることができるんだ……」

今まで一番文おもしろかったです!イッキ読みでした!
クリスマスを前にクリスマスパーティーを企画するハルヒともちろんのごとく巻き込まれるSOS団メンバー。しかし翌日、何かがおかしかった。その異変を感じていたとき、ハルヒの席になぜか朝倉がやってきた!

ハルヒの消失というよりは、長門による長門のための長門の小説。

長門大好き!(*´Д`)

ハルヒがいなくなっただけではなく、朝比奈さんも長門もキョンの知らないまるで別人のよう。古泉にいたってはクラスまでがなくなっていた!右往左往するキョンとキョンに好感を抱いている普通の読書好きの女の子長門に注目です!
普段は絶対見ることのない長門が照れている様子やにっこりと笑った表情とか!長門好きにはたまりません!

後半になってようやく古泉がいつもの説明口調でしゃべりだしたり、朝比奈さん(大)がでてきたり、ハルヒにいたってはめずらしくほとんど害がなかったりと騒がしくなります。

そして前作からの伏線もばっちりと!読んでなくても楽しめるけど、読んでるともっと楽しめます!ストーリーがまっすぐじゃなくて、ちょっと複雑になっているので、それも考えながら読んでいったのでとてもおもしろかったです。

消失は映画向けてのを読んだんですけど、確かに一気に見たいですね。ぜひ映像化を!前巻のあの話もぜひ含めて!
てっきり原因は 朝倉 かと思ってましたが、そうだったんですね!うわー!

ジョン・スミス ★★★★★
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2007'06.16.Sat

「息子はマのつく自由業!?」喬林知



「どうぞ健やかに……そしてこの先の何年かが、あなたにとって幸いな日々でありますように」

短編集番外編です!
本編と本編の間に外伝がはさまれてて、じれじれする!

ユーリの母親が父親にプロポーズされ、ユーリが生まれるまでの話。
名付け親でもあるコンラッドが母親を助け、名前を教える場面も収録!

コンラッドと幼い魔王との出会いの話。
遠くで見守るだけのはずが、ユーリが立てこもりに巻き込まれ、助けることに。あのアヒルの謎もここでとけました!

お兄ちゃん・勝利とユーリの子供のときの話。
夫婦喧嘩をみて、引き離されたくないと考えた幼い勝利はユーリをつれて家出をすることに。フリルのスカート姿のユーリよりもお兄ちゃんが萌えと妄想でできてるギャルゲーオタに衝撃を受けました(笑

そんな三本立てです。どれもおもしろかったんですけど、やっぱりコンラッドと幼い魔王との出会いがきゅんとしました。コンラッドってばほんと陛下のことが大好きなんだね!愛しくて愛しくてたまらない!というコンラッドに、きゅんきゅんしました。

ユーリのお母さんの話はアニメでも最初のほうに入ってますね。あとところどころに。

とりあえずコンラッドがかわらず陛下ラブで安心しました^^^^

お兄ちゃんと呼ばせたい勝利にわらた ★★★★
├喬林知トラックバック(0)  コメント(0) 
2007'06.16.Sat

「涼宮ハルヒの退屈」谷川流



「野球大会に出るわよ!」

涼宮ハルヒシリーズ第三巻。短編集です。
野球大会に出ることになったり、七夕の日に朝比奈さんと三年前の過去に戻ったり、ハルヒの作ったエンブレムが原因でコンピ研の部長が行方不明になったり、孤島で殺人事件に巻き込まれたりと今回も大変なSOS団です。大変なのはキョンひとりなのかも。

どれもきれいにまとまってるわりには伏線がしっかり隠れてて、それもその巻だけの伏線じゃなくて、次の巻、もしくはシリーズ通しての伏線だったりするから、細部まで見逃せません!

でも相変わらず意味もなく、キョンに顔を近づけたり、触ってきたり、近寄ったりする古泉に、うはwwとときめきを隠せません!(え
なんだろ、気持ち悪い!(ほめてる)とも思うのに、かわいいと思ったり(もちろんほめてr)。侮りがたし古泉。

それにしてもみくるちゃんがかわいいのは当たり前だけど、長門もかわいくてかわいくて、キョンが長門に気遣って、長門がきょとんとしてるのがすごくかわいい!それをハルヒが壊したりすると、ハルヒおまえはいいから黙ってろとキョンじゃなくて言いたくなる。
孤島症候群はアニメとけっこう違ってましたね。

眼鏡の長門も大好きです ★★★
├谷川流トラックバック(0)  コメント(0) 
2007'06.14.Thu

「めざせマのつく海の果て!」喬林知



 自制の利かない意識の中で、おれは石みたいに重たい腕をもちあげようとした。
 服の色なんかどうでもいい。
 服の色なんか、どうでも。


本編ですよーーー!うわーーい!待ってまった!

一度地球に戻ってきてしまったユーリはもう一度眞魔国に行くことができないか、考えながら過ごしていた。そんなとき、ムラケンの学校の文化祭中のプールで、とうとう待ちに待ったスタツア。ついた早々、眞魔国では外交問題が勃発していた。

新章突入です!
冒頭の彼女ができました宣言にびっくりしたもの、結局あいまいのままだった、ユーリが眞魔国にいく方法がないかといろいろためしたり、めちゃめちゃへこんでいる様子に胸が締め付けられました。ユーリってばそんなに眞魔国のことを!むしろ眞魔国も心配だろうけど、やっぱり心を占めてるのは次男のことなんだろうね。文化祭で心配するムラケンもやさしくてよかったです。渋谷はほんとみんなに愛されてる。

魚人に吹いたり、中華料理のターンテーブル会議に吹いたり、コーンヘッドに吹いたりしながら、新章なので、新しい人も登場です!サラは一度ドラマCDで声をちょっとだけ聞いていたので、登場したところからずっと石田ボイスで頭に入ってきました。独裁者というよりも意外な性格で、ユーリも拍子抜けしてましたが、なにやら不穏な香りが!

そしてとうとう!とうとう!どたばた騒動中に、あの人が!
久々の登場に、きゅんハートなんてしてる場合じゃなくて!
再会シーンもとても切なくて涙が出る;;

自分の力でなんとか兵士を助けようとするユーリに、多分コンラッドはまったく、あなたって人は…なんて思ってるはず!だけど、何もいえなくて、ただ口だけが声もなく、ユーリと刻んでしまうコンラッドに、それをみて、ちゃんと自分の名前を呼んでることに気づいてしまうユーリ!切ない!!!

その後のギュンとコンラッドの戦いがまた泣ける!ギュンターも本心はまだコンラッドに戻ってきてほしいんだね。

そして何もかもがハイスピードで、ヴォルフがあんなことになってびっくりしたり、接吻発言で吹いたり!

ほんとご馳走様でした!ギュンもいっぱい活躍ありましたね今回。いつもと違ってかっこよかった

コンラッドに関しては切なくてつらくてつらくて、何度も泣けてきますが、それでも前に向かおうとするユーリに元気付けられて、がんばろうという気になります。がんばれユーリ!そして次回はまたも外伝!

量産型アニシア ★★★★
├喬林知トラックバック(0)  コメント(0) 
2007'06.13.Wed

「涼宮ハルヒの溜息」谷川流



 そしてハルヒは、いきなり勝ち誇った声で言った。
「あたしたちSOS団は、映画の上映会をおこないます!」


文化祭編です。
アニメでは完成品が映画としてできているのが素敵!

ハルヒとの出会い(一巻)から時は流れ、文化祭間近、ハルヒはSOS団で映画を撮ることを言い出す。もちろん巻き込まれるのはキョンをはじめとしたまわりのみくる、長門、古泉。それからみくるの友達・鶴屋さんやキョンの友達・谷口、国木田。またもやハルヒの言動によって不可思議なことが周りで起きる。

戦うウェイトレス姿のみくるちゃんもかわいいけど、魔女コス長門もいい!(・∀・)

表紙のみくるちゃんもめちゃくちゃかわいい!!相変わらず胸でかい!やっぱりラノベはイラストも重要だから!

人の知らないところで活躍してる長門がかわいくて!次回への伏線もあったりして、楽しく読みました。ハルヒは相変わらず強引だけど、まわりがおろおろしすぎて、ちょっとした恐怖です。アニメ以上に古泉がよくしゃべってました。古泉大好きなんですが、思わずうるさいと思いました(ほめてる

古泉がキョンに冷たく当たるのは愛の裏返しなんですよね!(違
キョンがみくるちゃんをかわいいと思うのはいつもですが、長門もかわいいと思っているところがなんとも!

ミ、ミ、ミ、ミクルビーム! ★★★
├谷川流トラックバック(0)  コメント(0) 
2007'06.12.Tue

「お嬢様とは仮の姿!」喬林知



 この世には、触れてはならぬ物が四つある。

マはつかないけどまるマシリーズの外伝にあたります。
でも時代も主人公もまったく違うので、完全にはマというわけではないみたいです。

エイプリル・グレイブスは祖母から裏家業を受け継いでいた。それは誇り高きトレジャー・ハンター。相棒・DTとあのべきものを、あのべき場所へと依頼をこなしていたが、あるとき亡き祖母が守り続けていた禁忌の箱にたどりつく。

表紙はDTかと思ったらリヒャルトなんですね。登場人物のところにも書いてある…。むしろ次男に見える。コスプレ次男(*´Д`)主人公が真面目で、固いストーリーのせいか、ちょっと読むのがつらかったです。硬いってより時代がナチのころだからかな。最初と最後がちょっとマぽい。最後であの人が登場したときにぎゃっとなってしまいました。水も滴るいい男。

時間を置いてからもう一度チャレンジします。たぶんこの話も箱編にとってはキーポイントとなると思うから。

お嬢様はほんとに男以上に動き回って、かっこよかったです!
そしてもっと次男を!!

やんちゃなお嬢様と天然色男 ★★★
├喬林知トラックバック(0)  コメント(0) 
2007'06.12.Tue

「涼宮ハルヒの憂鬱」谷川流



「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」

アニメを見て、ニコニコでいろいろ見てたら、すっかり古キョンにはまって、小説が読みたくなったので買ってみました。

内容は知らない人も少ないと思いますが、少々(だいぶ?)変わった女子高生ハルヒに、それに振り回されるキョン。おもしろいことがないと嘆いていたハルヒは突然SOS団なるものを作ってしまい、それにキョンは巻き込まれる。ハルヒはかわいいからという理由で上級生の朝比奈みくるを引き連れてきたり、謎の転校生・古泉一樹を引っ張り込み、もともとの部室の持ち主で唯一の文芸部員・長門有希も巻き込む。

一巻は本当にアニメが忠実に再現してて、どのセリフを読んでもアニメ声で頭に入ってきて、新鮮ではなかったけど、流れはよくわかりました。でもあまり目新しいものはなかったです。それでもこれが原点なんだなって。忠実すぎて、ちょっと感動。アニメスタッフさんにありがとうといいたい。

もちろん手をつないで閉鎖空間に入るシーンがすkk

閉鎖空間では過激 ★★★
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2007'06.05.Tue

「埋み火」日明恩



「俺は、お前に生きていて欲しい。――そう強く願っている」

ずっと前から読みたくて読みたくて、待ってたけど、ようやく読めました。警官シリーズも大好きだけど、私はこっちのほうが好みです。鎮火報ではほんと、激しくいろんなところで萌えさせてもらいました。萌えすぎて笑いすぎて、死ぬかと…。

そんな消防士の話です。
今回はちょっと厚みもなくて、話も大きな事件が起きるわけではないんですが、やっぱりどのキャラも魅力的で、漫画的といってしまえばそうかもしれないけれど、生き生きとしていていっぱい吹き出してしましました。

九時五時の事務仕事への移動を希望しながらも消防士として日々活動している雄大。あるとき失火が原因で高齢者が焼死してしまう事件が続いた。雄大は高齢者とかかわりを持つ少年を見つける。

その少年・チビがめちゃくちゃかわいくて!小さいほうのハムスターって表現が出てくるんだけど、小さくて行動がハムスターみたいで!豆柴ことクールでアバンギャルドでリアリストの友人・裕二も笑顔がかわいい!雄大とふたりでこつんとこぶしをぶつけるシーンが素敵です!裕二がチビのことを思って、マーボーナスをあーんと食べさせるシーンもかわいいです!きゅんとする!

洪さんのマーボーシリーズは読んでてもおいしそうで、私もマーボー食べたくなって、麻婆豆腐作りました。今度は麻婆春雨作りたいです!

仁藤はあまり出番がありませんでしたが、いいところはすっともっていってしまうのは相変わらずで、そのくせ雄大のストーカーだったりして!ほんとかわいいなー!お互い大好きなくせに、意地張って!

そして最後にあの人が帰ってきます!うわー!

カメはカメでも立派なカメ! ★★★★
├日明恩トラックバック(0)  コメント(0) 
2007'06.05.Tue

「びっくり館の殺人」綾辻行人



「永沢くん。」
 ぼくの視線に応じるように、新名さんは云った。彼もきっと、ぼくと同じことを考えているにちがいなかった。
「密室――だったんだね、この部屋は。」


かつて子どもだったあなたと少年少女のためのミステリーランドシリーズ。
これも立派な館シリーズに入るみたいです。

にしても最初に思ったことは表紙が怖い!

英会話教室の帰りに、例のお屋敷「びっくり館」の前を通りかかったとき、ぼくはそこに住んでいる少年・トシオに出会う。トシオは病弱で、少しの時間しか遊べない。そしておじいさんと住んでいる。びっくり館では前に殺人事件が起こったといわれている。それはトシオの姉・リリカの死でもあり…。

ほかの館と負けないぐらいおどろおどろしい内容です。子供向けといいつつも、全体の雰囲気が暗くて怖かったです。過去の殺人事件と現在の殺人事件。それからトシオほどではないにしろ、普通の家庭として比べたら(比べるのはどうかと思うが)、ぼくにも複雑な過去がある。

中村青司の作った館と不思議でどこか恐ろしい雰囲気をもつ家の人たち。ミステリとしてちゃんと謎はめぐらされてて、トリック(??)もしっかり楽しませてもらいました。

ラストが怖い! ★★★
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2007'06.04.Mon

「ぼくらの家出 3days」さとうまきこ



「なにかっていうとね、ともだちが……っていうより、はっきりいって、雄介がいるから。だから、学校へいく、オレは」
「オレも……だなあ」
 あくびまじりにいって、雄介は寝返りをうち、ぼくに背中をむけた。


ぼくらのケータイ3days続編です!
児童書です!

うわ!小学校卒業だってのに、前巻とほとんど変わってない!少しは大人になってるかと思ったのに!

小学校卒業記念に何かしたいと二人は春期講習をさぼって、二泊三日の家出をします。小田急線に乗って、いったりきたりしたり、箱根湯本まで行ってみたり。しかし省吾が途中大事な食料バックをなくしてしまい……。

小学校を卒業したばかりのふたりにはちょっとしたことでもどきどきで、読んでるこっちまでどきどきしてきます。大人になって、ひとりで知らない街も歩けるようになって、こんなどきわくはしばらく感じませんでした。だから懐かしかったり、大人として心配になったり、はらはらしたり。よくもこんな無計画な家出を決行できるなとも思いました。

そして相変わらず仲のいい省吾と雄介にもときめいてしまいました。省吾が前読んだときよりも悪がきになってるような。この二人は親友というか、悪がきコンビというか、男の子二人組という感じで、きゅんとするよりは見守るようなハラハラ感がありました。萌えなら前巻のほうが断然熱い。

そして箱根で出会った少女ともふたりは次第に親しくなって、雄介のことは呼び捨てなのに、自分のことは君付けなのが、気になる省吾がちょっとかわいかったです。仲良くなろうとするんじゃなくて、自然体で仲良くなっていく二人がうらやましいです。でも悪がき(笑

天使と女神 ★★★
├さとうまきこトラックバック(0)  コメント(0) 
2007'06.04.Mon

「クドリャフカの順番 「十文字事件」」米澤穂信




占い研究会から 運命の輪は既に失われた
                         十文字


古典部第三作目!
今度は文化祭!カンヤ祭です。

ちょっとした手違いで30部のはずが200部になってしまった古典部の文集「氷菓」。それを売り切るために部員たちはカンヤ祭でそれぞれ行動することになる。

それだけでも話として読めますが、ちょっとずつ続いているのがうれしいです。全然関係ないと思っていたものが思わぬところでつながっていくのが米澤マジック。

最初姉からもらった壊れた万年筆から、次々と別のものに変わっていくわらしべ長者になっているホータローがおもしろかったです。
文化祭でのそれぞれの活躍、イベントもので活躍していくふくちゃんに、全然役に立たなかったり料理の腕を見せたえるや、漫研で先輩に操られるままに見世物となる摩耶花、店番に専念するホータローと見所はたくさんありました。文集を売るために頑張る部員と、その中で事件が起きて、その謎もまた魅力的で、それがつながったときはあっとなりました。

今までとは少し違って、部員全員の視点からなので、うろうろっとすることもありましたが、きれいにまとめてあります。ラストがうまくて、とても気持ちよく読み終わりました!

えるの料理が食べたい
摩耶花のコスもみたい ★★★
├米澤穂信トラックバック(0)  コメント(0) 
2007'06.04.Mon

「さよなら妖精」米澤穂信



『哲学的意味がありますか?』

古典部つながりで、米澤さん借りました。古典部のときの雰囲気が残ってますね。
タイトルと序章からファンタジーなのかなって思ったら、別に普通の学園ものに近かったです。

遠い国から突然やってきた少女・マーヤ。行き場をなくしたマーヤに守屋は住む場所を探したことがきっかけで、親しくなる。二ヶ月の期間が過ぎ、少女は母国に帰ることになるが…。

マーヤが帰ったあとから、物語は始まります。マーヤが帰った国は現在内乱が起きているユーゴスラビア。彼女の無事を確かめるため、守屋は友人と考える。

学生らしい焦燥感や無力さ、仲間との会話、一時だけは忘れて楽しさに没頭する様子がよく伝わってきました。それまで何にも真剣になることがなかった守屋が初めて真剣にユーゴに行きたいと思ったことが守屋にとって大きな変化でもあったと思う。
だけどそれよりもマーヤは信頼し思いを託した人もいて、センドーは守屋の気持ちもマーヤの気持ちもわかるから辛かったと思う。

結局私も何一つユーゴについては知りませんでした。改めてどんな国なのか知った気がします。

ちょっと切なくて熱い青春(というと語弊があるかもしれないけど

哲学的意味… ★★★
├米澤穂信トラックバック(0)  コメント(0) 
2007'06.03.Sun

「地にはマのつく星が降る!」喬林知



 きっとこれが答えなのだろう。

「カロリアを、きみの手に」


天下一武道会(略してテンカブ)の決勝戦で出会った相手はなんと行方不明になっていたコンラッド!ショックでわからなくなっているのに、コンラッドは手加減して戦うと言う。コンラッドは敵になってしまったのか!

ようやく!ようやく!再会できたのにまだまだ切ない箱編四冊目!
カロリア編最終章!

コンラッドを心配して、ずっと気にしていたのに、再開がこれ。コンラッドのことをずっと思っていたユーリが切なすぎる(ノ_<。)

コンラッドのばか!もっとユーリのこと考えろよ!

でも思っているからこそ、そっちの道を選んだんだよね!コンラッドは陛下命だものね。
敵に回ったと思ったら、再会した直後ユーリを心配して、危険な中へ向かおうとするし、どっちだよ!(>へ<)

フリンと踊りながら会話をするシーンがとても印象的。

 おれたちはいつも不安で、時々誰かの腕が必要になる。
 けれどだからこそ、その腕は、優しい恋人のものではない。
 同じ生き方をする、同士のものでなくてはならないんだ。


このシーンがとても好き。
同じ立場だからこそ、通じるものがあって、同士でもあるんだと思う。どんなに辛い境遇の中にいても(コンラッドが敵という)、ちゃんと自分の進むべき道は見えていて、当初目的であった箱ではなく、フリンのためにカロリアを望んだユーリが大きく見えました。

そしてアーダルベルトとユーリ、そのあとに登場したコンラッドの会話にも心に来るものがありました。
切ない!差し出した右手を断られた瞬間、泣きそう!

そして怒涛の勢いで次回へ!
でも次回は外伝みたい。

コンラッドーーーー!! ★★★★★
├喬林知トラックバック(0)  コメント(0) 
2007'06.03.Sun

「アルバイト探偵 拷問遊園地」大沢在昌



「どうやって殺されたんだ」
「いいたくない」
「一生、死んでいるのか」
 親父はいった。僕は親父の顔を見た。むっつりとした、憂鬱そうな顔をしている。


リュウくん遊園地で拷問される!
アルバイト探偵五作目!
今度は海を越えたり、妹ができたりすることはないけれど、命を狙われるのは毎度のことです;

とある事情から荷物を届けることになった冴木親子。ところがその荷物とは実は赤ん坊で、依頼人は行方不明、取引相手は死んでしまう!仕方なく冴木親子は依頼人を調べることに。

親父の手伝いをしていたリュウくんは恋をしたり、命を狙われたりするなかで、成長してきたわけですが、今回はリュウにとって大きな変化になったと思います。その分とても辛い思いもしたわけですが。

戦う相手はナチだったり、官僚だったりと大きいけど、わりとまとまった感じもします。でも派手なアクションシーンは今回もたくさんあります。リュウがどんどん大人になってしまうから、笑えるシーンがちょっと少なくなってる気が。そしていいところは全部親父がもっていってます。親父、かっこよすぎる!

赤ちゃんに右往左往する冴木親子がとっても初々しい!

さんごちゃん元気でね! ★★★
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2007'06.02.Sat

「天にマのつく雪が舞う!」喬林知



「なんだよー」
 ふざけるみたいに肩を小突いたら、村田も片手でやり返してきた。同じ強さで。
 同じ場所を。


箱編三冊目!カロリア編三冊目!
天下一武道会(略してテンカブ)です!
箱奪還のために魔王という素性を隠して、テンカブに出場することになったユーリご一行。

これまで気になっていたムラケンの正体も明らかになります。そうゆう存在だったのかって、わりと納得できました。今までこっちの世界と向こうで共通した知り合いがなかったのに(コンラッドは特別)、それが話し合える友達ができたことはユーリにとってもすごく気持ちが軽くなると思う。一人で抱え込まなくてもいいという。

テンカブでは羊大活躍だったり、グウェンの差し入れのくまみみつきニットが超かわいかったり!(かぶってくれよ!
笑いのツボもしっかりおさえてあって、また腹筋が鍛えられました。ちょっと長いので中だるみもありますが、そこはコンラッドへの愛でカバー(!?)。
コンラッドの過去の話もヨザックから聞けます。コンラッドはほんと最後の最後で…!(号泣

「……生きてる」
「ええ、生きてます」


この台詞だけで切なくて泣ける…(ノ◇≦。)
せつないよせつない!シーンがシーンだけに、辛い!コンラッドのばか!ばかやろうとコンラッドを思い切りなじりたい。どれだけユーリがコンラッドのこと思っているのかわかってるのか!でもコンラッドも負けないぐらいユーリのことを思ってるんだ…切ないよ。

そんな緊迫したシーンのまま次回へ。

いいよ、お前は寝てな がすごく好き ★★★★
├喬林知トラックバック(0)  コメント(0) 
2007'06.02.Sat

「いつかマのつく夕暮れに!」喬林知



「すごい!ナイル川みたいだぞ。殺人事件とか起こっちゃったらどうする? 僕がホームズでお前がコムスンな」
「……俺は介護サービスですか」


クルーソー大佐こと渋谷ユーリはムラケンとスターツアーズ続行中。カロリアの領主でもあったフリンにつれられて人間たちの国シマロンを目指すことになった。

箱編二冊目です。
相変わらずコンラッドの行方は知れません!
が、ユーリを探すために三男が勇敢にも旅に出ることに。
懐かしのヨザックと再開したり、クルーソー&ロビンソンコンビはこんな調子で旅を続けていたり。サッカー好きのムラケンに野球少年のユーリのかみ合わない会話も吹きました。不安も危険もいっぱいあるけど、それなりに楽しい旅のようです。ギュンも散々遊ばれてようやく…!

「もう本気で泣けるだろう。ぼくもグリエもギーゼラもいる。そろそろ本気で泣けるはずだ」
「……畜生っ」


最後の最後で三男との再会シーンは泣ける。口には出さないけど、コンラッドのことがすごく心配で、不安だけど、でもずっとそれを抱え込んでいたユーリに、同じ気持ちでユーリの気持ちもわかっていた、あのわがままプーの三男が支えたときにはきゅんとしてしまいました。三男、立派になって!

ところどころでコンラッドを思うユーリがほんと切ないです。コンユってわけじゃないけど、あのまっすぐな愛が大きすぎて、泣けてくる。胸が痛いよ!コンラッド早く!

こんばんみー ★★★★
├喬林知トラックバック(0)  コメント(0) 
2007'06.02.Sat

「きっとマのつく陽が昇る!」喬林知



「言ったはずだ。あなたになら」
 それでもおれには、額に冷たい汗を浮かべたコンラッドが、血の気の引いた頬と口端を上げて、不適に笑うのが判っていた。
「……手でも胸でも命でも、差し上げると」


ムラケンと夏休み海でのアルバイト中、おなじみのスターツアーズ発生。しかも今回はひとりじゃなくて、一緒にあのムラケンも!

最初からいやな予感がしっぱなしで。
箱編の始まりですね。

ギュンは撃たれるし、コンラッドの腕は飛んでしまうし、離れ離れになってしまうし、真魔国は大変なことになってるし、どうでもいいんですけど、ムラケンとユーリの格好も激しくどうにかしてほしい。
どんな格好ですか!
コメディも全開でロビンソンとクルーソーには笑いました。オキク人形にも!ギュンはどれだけいじられキャラなんだ…!

離れ離れになって流れ着いた先が仮面領主のいる小シマロン領カロリア自治区。そこでもまたロビンソンとクルーソーは騒動に巻き込まれる。
ときどき吹き出しては笑いがとまらなくなるけど、ところどころ切ないシーンも思いもあったりで気が抜けません!ヴォルフも成長してて、三男かっこいい!でもかわいい!と悶えました。でも一番はコンラッド!そのコンラッドの行方がわからないままなので、不安を抱えたまま次回へ。

箱編は長そうなので気長に。
でもコンラッドが心配だわ。

お菊ギュンター ★★★
├喬林知トラックバック(0)  コメント(0) 
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