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2005'03.29.Tue

「分岐点」古処誠二

分岐点

日本人が本土決戦を覚悟し、中学生も勤労動員に駆り出された1945年8月。鮮烈に胸を打つ、衝撃の結末。青春ミステリー。

上手く説明できないからコピペで許して。
ふたりの少年という言葉が気になって、次はこの古処かと読んでみた。古処氏の男同士のあれやこれはたまんない。朝香野上ペアも鳴神にも激しくやられ放題。

終戦間近なせいか、「ルール」ほど悲壮感も緊迫感もなく、朝香野上よりも激しい想いを感じられない。何って、ふたりの少年の馴れ合いを期待しすぎてただけです……。

それにしても片桐少尉に激しく萌えてしまた。例の先生とのシーンですとも。

皇国民! ★★★
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2004'11.23.Tue

「ルール」古処誠二



映画でラブロマンスと同じくらい苦手で見ないものが戦争もの。

古処氏だと安易に読み始めたけど、朝香じゃないじゃないか!し、しかも戦争もの!フィリピンの山中を飢えとマラリアと怪我で苦しみながら、輸送を行う兵士たち。

何度読むのをやめようかと思った。痛々しくて、読んでられない。苦しいのと痛いのと、身体中がちくちくしてくる。飢えとは関係ない生活をしてるせいで、余計に読んでられない。

しかしそれ以上に読ませるのが、古処氏。やめようと思っても、どんどんと読ませられて、うまいから、小難しくて話の内容が全くわかんないということがないから、逆にすんなりと状況が入ってきて、やめるにやめられない。

主人公も魅力的なんだ。この人の人物はすごいと思うよ。姫山に救われて、鳴神に引き込まれ、ヤギに涙誘われる。話がどこにいきつくにしろ、この人たちに未来はないんだろうなと半ば予想でき驍ェ、好きだから終わってほしくない。根本的な問題もわかってしまうんだけど、それでもやっぱりすごい古処氏。

特に姫山と鳴神が!恋とかそういうんじゃなくて、とにかくすごい。男たちにしか通じない絆みたいなのがあって、ふたりともすごく魅力的で。激しく萌えるよ。泣きそうになりながら読み漁った。でも本当痛々しいから。自衛隊のほうの穏やかさなんて、ひと欠片もなく、死と隣り合わせで、いつ死んでもおかしくない状況ばかりで、心臓も縮むね。

当分こういう痛いのはいい。でも分岐点も読みたい古処。

---------------------意味もなく付け足したり。
なんとなく考えて、この三人ももし時代が違ったなら、鳴神はよき上司だったんだろうなと思う。姫山も使えないタヌキ上司を冗談にしたり、ヤギも含めて、仕事後に三人で飲みに行ったりしたんだろうなと。ああああ!リーマンていい!!
も、萌えないだろうか!いや、萌える!(反語
ビール片手につまみを食べる鳴神とか、よく喋って笑わす姫山とか、かいがいしく姫山たちに酒をつぐヤギとか、それでもってヤギは店員さんやお客のお姉さんに目をつけられる!激しく萌えないか!
ときに酒を飲みながらイズミ上司の愚痴を零したり、外資系の会社のスミさんの噂をしたり、多分いっしょにプロジェクト組んだりするんだ!ときに鳴神が密かに姫山に恋心を抱いたり!
「すまん、俺は、おまえは……」
「自分も、好きやというたらどげんします?」

方言攻めですか!!これをヤギが横から応援したり。鳴神は妻子がいたほうがいい。それで離婚してる感じで。

「鳴神さんのこども、かわいか。やっぱりこどもほしいんと?」
「いや、いいんだ。妻にもこどもにも未練はないよ。俺にはおまえがいるから」

 夢 見 す ぎ で す か !

すっかり方言が理解できてません(しょぼん

本日の評価 ★★★★

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2004'11.23.Tue

「少年たちの密室」古処誠二




朝香さんじゃなくて、一冊もの。
奇しくも中越地震と重なった。中越地震もこんな風にみんなが備えていたらと思うけど、過ぎ去ったことを後悔しても意味はない。

で、ずっと優くんを原田巧くんの声で読んでしまってました。
暗闇の中でどのように殺したのかていうミステリだけど、実は社会ものにもなっていて、教師のあり方やいじめを考えされられる。教職の講義とってて、レポで頭を痛めている友人Sに勧めてみた。題名告げてないけど。そんな感じで、ずっと流れていくんだけど、やっぱり忘れてならないどんでん返しミステリ。古処氏にそれは期待してなかったから余計にびっくりで。どちらかというと、じーんとくる話を期待してた。だけど、最後のほうの怒涛の勢いはおもしろい。はずせない。宮下が切なくて、悲しいけど、頑張ったと思った。彼は立派だった。閉じ込められてからの時間の経過と共に変化する緊張感がたまらなく、うまい。

教師に読んでほしい一冊。

本日の評価 ★★★

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