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2006'04.14.Fri

「失踪HOLIDAY」乙一

オンライン書店ビーケーワン:失踪HOLIDAY

短編二編。

子猫のあれは暗いところで~のほうが衝撃的できゅんとなった。暗いところ劣化版というよりもコンパクト版。どっかにも書いてあったけど、ミステリとして読むよりラノベぽく読んだほうがいい。ミステリが小道具なのがむしろいい。

孤独がすきなんだな。うん。
でも子猫のあれにはきゅんと泣きそうになった。

ジャイアンみたいな…は笑った。そっか!言いえて妙!
あとがきもやっぱり好き。

疲れたときにでもどぞ ★★★
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2006'04.06.Thu

「ZOO」乙一

ZOO

「僕が死んだら丘に埋葬してほしい。あの十字架の隣に穴を掘って僕に土をかぶせてほしい。きみを作ったのはそのためなんだ」
 彼は私の顔を見つめた。
「わかりました。私が作られたのは、この家の家事をするためと、そしてあなたを埋葬するためですね」
 彼は頷いた。
「それがきみの存在理由だ」

(「陽だまりの詩」より)


乙、怖!!((((;゜Д゜)))

全く雰囲気の違う短編集。
怖い!文句なく背筋がぞくぞく。なかには心温まるような話もあるものの、全体的にホラーテイスト。規則性のある怖さ。

タイトルはいろんな雰囲気を持つ話からかなて思ったけど、表題作があったのね!
短編それぞれのアイディアがいいね!うまい!短編だからいかせるネタをうまく使えるのがすごい!

「カザリとヨーコ」
はそんなに怖くもなく、導入編みたいな。カザリの不器用さと得体の知らない怖さが乙っぽい。

「血液を探せ!」
普通に笑った!笑える!ていうか、落ちはこれでいいんですか!

「陽だまりの詩」
唯一ほっとする話。落ちは世にも奇妙な某番組で似たようなのがあった。

「SO-far そ・ふぁー」
一番好き。ホラーめいた怖さのなかにも暖かさがあって、それでいて切ない;;最後は切なくて、納得しかねるけど、でもいい!

「冷たい森の白い家」
怖いよ!救いがない話はま、短編だから許せるものの。気持ち悪くなるかも…。

「Closet」
ミステリっぽい。が、犯人はわかる。

「神の言葉」
うん、これも怖かった。指のシーンでうわっと。怖さよりも気持ち悪さが。机に傷が増えていくのも最後の誰もいないシーンも壮絶。

「ZOO」
表題作にしてはぬるい。もちっと盛り上げてくれても。冷めた部分と熱い部分の交錯を求めてるんだと思うけど、冷静さが勝るからちょっとなえる。

「SEVEN ROOMS」
怖いよ!死への明確な恐怖。というか、怖いよ!話全体があいまいなのも短編だからゆるせr
怖いよ!!(もっかい

「落ちる飛行機の中で」
これも笑った!乙さん、遊びすぎ!そしてたまに苦笑。もうちょっと男の人の過去を掘り下げてくれたらよかったのに!

というかこれ映像化してるみたい。知らなかった!一応貼り付けときます。
公式サイトhttp://www.toei-video.co.jp/zoo/
ZOO

一回見てみていけど、痛そう… ★★★
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2005'06.24.Fri

「暗いところで待ち合わせ」乙一

暗いところで待ち合わせ

久々に号泣。

アオ読んだ後に読んだので、びくびく読みました。乙氏はラストがハッピーエンドだったり、そうじゃなかったりで、びくびくしながら読んでしまいます。それがアオの後だったので余計に。

が、電車男@ネトでもイッキ読み号泣したけど、これもたまんなかった。純愛だった……。本当たまんない。孤独がうまいといったけど、これは孤独+不器用なやさしさみたいな。とにかくガツンときましたよ!

単なるアイディア作品、純愛もの、ミステリじゃなくて、それらが複合的に絡み合っているのがうまい。それでいて、主人公たちが後ろ向きだったり、生きるのに不器用だったりと共感できるのがいい。私がそうだったから。アキヒロの生い立ちにも思いにも自分と重なる部分があり、重ねて読んでしまった。人と騒ぐのが苦手で、いつも教室の片隅にいる。軽蔑するような、だけどうらやましくて。ミチルもじっくりと死を待つような生活を続けていただけで、なにかを恨むわけでも悲しむわけでもなく。

だからそんなふたりだからこそ、シチューのとこで思わず号泣。涙と鼻水と嗚咽が(汚
片付けられていたとき、手をとった瞬間、不器用なんだけど、でもやさしさが伝わってきて、涙涙。恋愛じゃなくて、互いを思う純愛。いや、恋愛に発展してってもいいけど。すごいやさしいの。臆病で怖がりなんだけど、傷のなめ合いかもしれないけど、それでもいい。たった少しの行動がたまんなくやさしくて、泣けた。これが男同士だったら萌え死んだだr

久々に号泣作品でしたよ……。
妹に勧めてみたのだけど、読んだのかな……。
あ、ミステリとしても楽しかった。

ミチル! ★★★★★
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2005'06.22.Wed

「死にぞこないの青」乙一

死にぞこないの青
死にぞこないの青


デビュー作よりも断然怖かったアオ。

まいったね。本当。背筋からぞわぞわきたよ。

この前から体調が最高に悪くて、自律神経失調症で、動悸と不整脈で眠れずに苦しんでて、でもTV嫌いだし、それ以前にTV終わった時間だし、することないし、PC向かう元気もゲムする元気もなく、ぐったりで、でも寝れなくてひとりでのた打ち回っているときに読んだ一冊。時間て思ってる以上になかなか経たない。

そんなときに、深夜に読んだから余計に怖くて、胸が痛いのは読んでる本が悪いのか、それとも動悸のせいかわかんなくなりそうだった。怖っ(((( ;゚д゚)))

単なる怖さじゃない。やさしさや冷静さを失っていない怖さ。本当孤独をかくのがうまい。何も知らずに読み始めるとビクビクするよ。

で、最後まで普通で終わらせてくれないのが乙氏(?
なんていうかね、こういう本を道徳に使ってほしい。キノでも思ったけど、さわやか三組ーとかだけじゃなくて、こうゆうのも使ってほしい。あ、うん。シールとかマリオとか、すごく懐かしかった。近所のお姉さんがマリオやってたのを横で見ていた記憶が。わりと年齢が近いし。閑話休題。

とにかくいろんな立場に立って考えれると思う。ぼくだったりアオだったり先生だったりミチオだったり、クラスメイトだったり。いろいろな意見だって出るだろうし、同じような思いをした人もいるだろうし、だけどそのなかで正解なんてきっとないだろうと思う。最後なぜ、マサオはああゆう行動をとったのか、その後どうなるのか、アオはどうなるのか、といろいろ私でも考えてしまう。深いなー。

先生を慕うマサオくんがかわいかったです。

マサオくんとアオ ★★★★
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2005'05.27.Fri

「さみしさの周波数」乙一

さみしさの周波数

短編集ー。

これもすごい人気。なかなか図書館いっても乙氏の本に会えないもの。でも人気あるのわかるなー。学校でもすごい人気だった。本多、乙、戸梶あたりでいっぱい並んでた記憶が。

高校生のころ、乙氏の本とは出会ったわけだけど、しかもジャンプノベルズから、そのころにはそんなにデビュー作も怖いとは思わなかった。でもある短編集の一作がすごいお気に入りだった。で、数年ぶりに乙氏を読んだわけで、こう人気があるのも、深夜ラジオといわれる所以もよくわかった。それにしてもあのころとかわってなくて、懐かしさがこみ上げました。うん、こういう文書く人だった。

死体では怖くなかったのに、フィルムはぞくぞく背筋が。話もそんなに怖いわけでもないのに、ぞわぞわ。未来も泥棒もおもしろかったけど、未来のラストがなんとなく予想できてしまって(泣
でも文体だけでも十分楽しめて。それ以上に自分と立場が重なることも多くて、確かにそう思うよ。確かに辛い。世間には必要とされてない。いなくてもいいんじゃないか。自分がいなくなっても……と。生きていなくても……と。私だって、それは何度も考えたさ。それに関しては未だに答えがでてないけど、まーいい。なんとかなるさ(駄目人間
失はれたは切なくて、悲しくて、最高に号泣。想像を絶するね。

全編を通じて感じるのが、切なさよりも孤独。だから人気な気がする。それも若い世代に。幸せだったり、怖かったり、切なかったりするんだけど、どれをとってみても感じるのが孤独感。一見楽しそうに見えるのに、ひとりきりと孤独感がついてくる。だからこそ、そこにみんなが共感するのかな、と。

あとがきも最高にわらた。ブラボー缶詰。

菓子パン ★★★★
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