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2005'06.04.Sat

「記憶の果て」浦賀和宏

記憶の果て

調子に乗ってメフィスト責めです。
第五回メフィスト賞。

もっと明るい話かと思ってたら、ずっしり感があってびっくりです。後ろ向きというほどではないけど、決して前向きでもなく、だけど現状はしっかりと把握し、自分のことも容赦ない。それでもどこか浮遊感があるような。

裏の京極氏の言葉がまたも的を射ている。さすがだ。処女作っぽさもあるけど、イッキ読みできる引き込み具合。SFとミステリをあわせたような感じだけど、他の部分も丁寧に書いている印象がある。金田との論争とか。会うたびにあんなに論争する19歳がいるんだろうかとも思うけど、飯島くんかわいいなー。彼は癒しだった。どの場面でも癒しだった。そして言動がかわいかった。金田もちょっと癖があるけど、そこさえもかわいいと思う。友達じゃないといわれたときの金田くんの動揺。ショックだったんだ、すごく。でもあの安藤のためのがんばりよう。自分の知りたかったんだろうけど、でも安藤のためにがんばったんだ!と思っておこう。

LOVEとLIKEの違いとあったけど、それに明確な違いってないと思う。だって、すごいすきだったら、ものにでもペットにでもLOVEは使うわけだし、日本人は違うのかな?どっちも同じだと思うんだけど。

金田くんの本格スキーも時代の流れというか、本格派も隅に押し出されつつあるような気もする。私はまだまだ健在だし、やっぱり好きなジャンルなんだけど、新本格、メタ、SFといろいろな方向へ行き始め、そのうち古い、とまではいかなくても過去もてはやされたジャンルとなってしまうんじゃないだろうかという危惧も無きにしも非ず。でも生き続けると思うよ。それは。

裕子に関しては、そうくるか!と二転も三転もして、楽しかったです。

ジムノペディが聞きたくなった。怖かったけど。でもないのでかわりに別れの曲聴こうとしたらそれも見つからず、結局二枚かりてしまった……。

ジムノペディ! ★★★★
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